1-2. 原核生物と真核生物
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生物は細胞構造による2つに分けられる
包まれていないもの
1) 原核生物
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形態的、生理的、遺伝的に多様な種類が存在し、化学合成や光合成によって独自に有機物を作って生きるもの、無酸素状態で生育できるもの、極端な環境で生育するものも少なくない 生育環境が悪化すると芽胞を形成して休眠状態に入るものがある(e.g. 枯草菌) 古細菌には高塩濃度、高温、高濃度のメタンやイオウといった極限環境の中で、無酸素呼吸で生育するものが含まれる 外見的には真正細菌に似るが、DNAはタンパク質が結合したクロマチン様をしており、遺伝子構成も一部真核生物に似る 遺伝子発現装置なども真核生物に似ており、真正細菌と真核生物の中間の性質を示す
2) 真核生物
特徴
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真核細胞の大きさは色々だが、核の大きさはどれも約8μmとほぼ等しい 核にはゲノムDNAが染色体という形で収納され、複製や転写が行われる DNAはヒストンと呼ばれるいくつかのタンパク質が巻き付いた構造であるヌクレオソームが何重にも折りたたまれた形態をとる DNAとタンパク質からなるこの構造をクロマチンという 核は核膜とよばれる二重の膜で包まれ、物質は核膜に開いている多数の核膜孔を通って出入りする 核膜は細胞分裂時に消え、凝集した染色体が紡錘糸によって両極に分配される Column エキソソーム
膜構造の変形によって物質が細胞内に取り込まれる
細胞外に物質が分泌される
細胞膜まで運ばれてきた小胞が膜構造に包まれたまま細胞外に放出/分泌される場合があるが、動物で見られるこのような細胞外の小胞をエキソソームという